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夏の盛り「土用の丑の日」を楽しむスタミナ習慣

夏の盛り「土用の丑の日」を楽しむスタミナ習慣

~“う”のつく夏グルメで、街と体に元気をチャージ~

暑さが本格化する夏の盛り、2025年の「土用の丑の日」は7月19日(土)と7月31日(木)の2回です。
この「丑の日」にうなぎを食べる習慣、実は奈良時代にまでさかのぼると言われていますが、もともとは“う”のつく食べ物を食べて夏バテを予防しよう、という生活の知恵から生まれた風習です。

「うなぎ」はもちろんのこと、「うし(牛肉)」「うどん」「梅干し」「瓜(きゅうり・冬瓜・西瓜)」なども、“う”のつく食材として親しまれてきました。
どれも暑さで食欲が落ちがちなこの時期でも食べやすく、体を元気にしてくれる栄養が豊富です。

たとえば中野坂上エリアには、和定食が楽しめるカフェや、栄養バランスの良いランチを提供するお店が多く、丑の日には「牛すき焼き重」や「うどんと旬野菜の冷やし御膳」などの限定メニューを出す店も。
瓜を使った冷製スープや、梅干しを使ったさっぱりメニューで、食欲を取り戻せそうです。

西新宿エリアでは、スタイリッシュなダイニングやホテル系レストランが充実。土用の時期には、季節のコース料理に夏野菜や「う」の食材を取り入れた内容が登場することも。
例えば、牛肉のローストと瓜のマリネ、梅ソース添えといった、創意工夫ある一皿が並びます。
冷たい日本酒やスパークリングワインとともに、都会の真ん中でしっかり“夏の滋養”をチャージ。

一方で中野新橋エリアは、どこか懐かしく、落ち着いた雰囲気が魅力。
定食屋や食堂が点在しており、気取らずに“土用グルメ”を楽しめるのがうれしいところです。
うどん専門店での冷やしぶっかけや、肉豆腐にうなぎ風味の蒲焼きを添えた小鉢セットなど、地元らしいメニューにも出会えます。

そんな各エリアの夏の味を堪能し尽くしたあとは、少し足をのばして、JR大久保駅近くにある名店「うなぎ 浜松家」へ立ち寄るのもおすすめです。

昭和の香りを残すこの老舗では、国産うなぎを一尾ずつ丁寧に捌き、備長炭でふっくら香ばしく焼き上げる本格派のうな重が味わえます。
タレは甘すぎずキレのある味わいで、何度でも通いたくなる美味しさ。
丑の日には混雑必至なので、訪れる際は事前の問い合わせをおすすめします。

夏バテ防止だけじゃない。“う”の食文化を通して、私たちは自然と季節のリズムに寄り添い、身体の声に耳を澄ませてきました。
地元の街の魅力とともに、そんな日本の知恵を今年も味わってみてはいかがでしょうか?

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